楽しい海外旅行、観光もゴハンもいろいろ楽しみたい
でも、時差ボケで昼間眠かったり夜眠れなかったり
全力で楽しめなかった…という経験はありませんか?
私は海外で夜寝られず、朝寝坊してしまい
予定通り観光できなかった経験があります…
そこで私が行っている時差ボケ対策を紹介します
そもそも時差ボケの原因は?
詳しくはこちらのリンクをご覧ください
時差ぼけはなぜ起こるのですか? 原因と対策まとめ | フミナーズ
要は体内時計と実際の時間にズレが生じて
外は昼なのに体内時計は夜で眠くなったり、
外は夜なのに体内時計は昼で眠れなくなったりするのですね
原因が分かったところでさっそく対策を紹介します
対策1 メラトニン
メラトニンの摂取!
メラトニンとは体内時計をコントロールするホルモンの1種で眠気を起こす働きがあります
眠れないときにホットミルクを飲むといいと言われているのも牛乳に含まれるトリプトファンというアミノ酸からメラトニンが合成されるからです
残念なことにトリプトファンを摂取してから体内でメラトニンになるまで半日ほどかかるので、眠れないときに飲んでも即効性は期待できません!
オススメの使い方
旅行先で寝る30分前にメラトニンを飲みます(ものによって含まれている量が違うのですが1~5mgで効果を感じられると思います)
また、移動中の飛行機の中で現地の夜の時間に合わせて飲んで機内で寝ておくと
到着時の時差ボケが少なくすむはずです
日本に帰ってきてからも時差ボケが残っている場合は1週間くらい飲み続けるといいでしょう
購入方法
日本では残念ながら販売されていません
アメリカではサプリメントとして販売されていて、スーパーやドラッグストアで購入できます
国内で手に入れたい場合はiHerbで購入可能です(iHerbでメラトニンを購入する場合は2か月分までという制限があるのでご注意ください)
こちらのリンクからiHerbのメラトニンのページへ行けます/
対策2 眠くなる薬の副作用を利用する
眠くなる薬の代表、抗ヒスタミン薬!
以前紹介した抗ヒスタミン薬の記事でも書きましたが、抗ヒスタミン薬の中でも第1世代と呼ばれるものは副作用で眠気を起こすものがあります
この副作用を逆手にとって時差ボケ解消に使います
実際にこの眠気の副作用を利用した睡眠改善薬が市販されています
(ドリエルが有名ですね)
睡眠改善薬に使われている成分はジフェンヒドラミンというもので風邪薬、鼻炎薬、酔い止めにも配合されていることがあります
ジフェンヒドラミンが含まれている市販薬をいくつか紹介
酔い止めの定番トラベルミン
トラベルミンは種類がいくつかあって、ものによってはジフェンヒドラミンが含まれていないものもあるので注意が必要です(紹介しているものはもちろんジフェンヒドラミン配合のものです)
じんましんや鼻炎に使われる「レスタミンコーワ糖衣錠」
おそらくレスタミンがコスパ最強
睡眠改善薬で有名ドリエル
使い方
寝る30分前にジフェンヒドラミン50mgを目安に飲む(ドリエルの量を参考にしてみました)
上で紹介したトラベルミンは1錠あたり40mg含まれているので1錠でいいかと思います
レスタミンコーワ糖衣錠は1錠あたり10mg含まれていますので5錠が目安(眠気が強い場合は調節可能で、この中だとコスパ最強な気がする)
ドリエルは2錠で50mgなので2錠が目安
まとめ
実際に私が試した時差ボケ対策を今回は紹介しました
対策1と対策2を同時に試したことはないですが、眠気が増強され過ぎても怖いのでどちらか1つでためしてみてください
!注意!
・睡眠薬を処方されている人は今回紹介した方法は実施せず、医師に時差ボケについて相談してみてください
・緑内障、前立腺肥大症の人は症状が悪化することがあるので、対策2の抗ヒスタミン薬のほうは試さないでください
・花粉症の人などすでに抗ヒスタミン薬を飲んでいる人は抗ヒスタミン薬の過剰になることがあるので対策2は避けるか医師or薬剤師に相談してください
・メラトニンはサプリ、ジフェンヒドラミンは長く使われている薬なので安全性は高いと思いますが、思わぬ副作用などが起こることもありますので自己責任でお試しください